行動経済学とは、一言でいうと「経済学」と「心理学」が融合した学問です。従来の経済学からさらに踏み込み、「リアルな人間の感情や直感」に左右されて、人々がどのような経済活動をとるかを研究する比較的新しい分野です。
たとえば、「期間限定」や「先着〇名限り」などの顧客の心に訴えるキャッチコピーも、行動経済学の理論に裏付けされているもののー例です。そして、行動経済学はマーケティングや政策提言に活用できる分野として、企業や金融機関、さらに、官公庁からも非常に注目されています。
大阪成蹊大学経済学部では、「全員」が行動経済学の基礎を1年次から学び、授業で得た知識を活かして実際に企業や自治体の課題に挑戦する、実践的なカリキュラムを予定しています。